10月17日（土）、北条城址本丸跡にて、中越沖地震発生時刻の10時13分に柏崎市内一斉、そして、狼煙リレーにより11時7分頃点火と２回の狼煙上げを実施しました。
  北条地域の皆様、生の杉葉をくすぶらせて発生した白い煙の大きな柱が城山から立ち上ったことに気が付かれましたでしょうか。
  中越沖地震による観光風評被害の対応策としても期待されて平成19年から始まったこのプロジェクトは、北条地域では諸般の事情から商工会商工部会が主管し金倉山で２年実施してきました。また、昨年からは杉平集落も参加されています。
  今回、商工会商工部会では「天地人」効果で今また内外から注目されており、期待も聞かれる北条城址（城山）での狼煙上げを企画、全会取り組みしました。この実現はひとえに、地元町内会、北条城址の保存活動をされている「北城クラブ」、地元青年会「三和会」、北条中学校の生徒さんや先生等が労を惜しまずご参集くださった賜物です。皆様、ご支援ご協力ありがとうございました。
  総勢30名が大手口登山道と林道合流地点に集結し、気温が上昇して戦国武者たちのトキの声ならぬ蝉の鳴き声が降り注ぐ本丸跡に荷揚げし、狼煙台を用意し、空高く力強い狼煙を上げた後、持ち寄った水で消火しました。
  なお、今回のプロジェクトは、市内では12団体が17箇所において実施、また、県内全体では約110箇所において行なわれました。