中山間地域対応型復興住宅視察研修(建築部会)2011

  積雪4mを超える厳寒の1月25日の山古志竹沢地区へ、「中山間地域対応型復興住宅」の視察研修を計4名で実施しました。
  当地のような柏崎でも雪深い高齢過疎地では、自らが住みよい地域づくりをしようという意識や具体的な取り組みがなければ、いずれ暮らしが成り立たなくなってしまう懸念があります。そこで、図抜けた豪雪地・高齢過疎地である長岡山古志での暮らしを維持するための住宅建築取り組みを学びました。
  視察実施には障害が多く一度は断念したものの、本当に幸運なことに、取り組みの関係者でご案内ご説明いただける親切な方に巡り合ったこと、前日にJICAの視察のため除雪されていたこと等から実現できたものです。
  この復興住宅取り組みのコンセプトである「山古志らしい住まい」「雪と上手に付き合う住まい」「地域循環型の住まい」「コスト負担を軽減する住まい」「安全で快適に長く住み続けられる住まい」は、当地の建築関係者としても目指したい方向性です。モデル住宅(竹沢団地内)にはその具体化のための様々な工夫が詰まっていました。
  Ishizawa様、寒い中本当にありがとうございました。「茶坊主」の皆様にもお世話になりました。

東屋?(夏は産直販売所)

東屋?(夏は産直販売所)

低床型のたたずまい

低床型のたたずまい

高床型の基礎内部「夏の茶の間」

高床型の基礎内部「夏の茶の間」

まちの駅「茶坊主」(山古志会館内)

まちの駅「茶坊主」(山古志会館内)


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